1につづく 司会:では梗塞した南北関係のせいで起こったのかはわかりませんが私たちの女性観光客が被撃される不幸な事態がありましたが、このような部分はどう解決していくのが最も知恵のある方法でしょうか。 大中:まずは政府も、イ大統領もそう考えたようですが、韓半島で互いに平和的に交流協力を強調させ、将来、平和的統一へ向かおうという大きな望遠鏡的原則と部分的に起こった問題を分離して私たちが見るべきだと考えます。それであくまでも金鋼山問題は金鋼山問題として扱うべきですが、当分は難しくないだろうか、そうみますが、結局世の中は変わることになっており、その変化は6者会談の発展、今回、11日アメリカが北韓をテロ支援国から除くのか、これによってかなり状況が変わるはずなんです。そんな状況発展を待ちつつ、これに逆行することを私たちはしないほうがいいという考えです。 司会:また現在、イミョンバク政府は前の政府の韓米関係を傷ついた関係だといい、それを復元する、もしくは同盟を強化するといって色んな政策を取っています。しかし牛肉問題のせいでそこまで韓米関係がいいようでもありません。大統領が考える望ましい韓米関係といいますか、姿はどう立てるべきですか? 大中:私たちは韓米関係であれ韓日関係であれ全ては私たちの国益を中心に考えるべきです。私たちが国益に重点をおいて考えるなら、私たちが生きるためにはまず軍事的に安全であるべきです。軍事的に安全に私たちを助けてくれる国はアメリカだけです。ですから韓米同盟はとても重要で私たちに必要で私たちに利益となるのです。それでアメリカに対して根本的な反米をするということは私たちの利益とも相反します。しかしアメリカについていくばかりではありません。私たちはアメリカと同盟関係を維持しつつ一方では中国、ロシア、日本とも必ず友好関係を維持すべきです。4大国関係が要です。それでこそ私たちは安全でいられ、希望があります。それで'1同盟3友好体制'、これを当分はするが、遠からずして6者会談で合議したとおり東北亜安保機構が出来上がります。そうなれば南北が一つになった6者中心で安保機構ができればそこに4大国も一緒に自分たちの義務として韓半島と東北アジアの平和を守ることに協力するでしょう。そういうことを展望して当分は、その体制がくるまではアメリカとの関係を大切に考えるべきです。そして残りの三つの国とも仲良くすべきです。決して悪い関係ではいけません。それは国益にならないと、本当にそう思います。 司会:残りの三つの国の中でひとつが日本ではありませんか?執権していらした'国民の政府'の頃に日本とは本当にいい関係を作りましたが、大衆文化開放で交流も活発になりましたし。しかし最近、再び独島問題で両国間の緊張が高まっています。今は次の世代の子供にも独島が日本の領土だと教育させるといいます。こんな日本とはどうこの問題を解決していくのがいいのでしょう? 大中:独島問題から話すと、私は独島問題について、キムヨンサム政権のときに独島問題が大きな騒ぎとなって飛行機が行ったりした頃に'ああしてはいけない。独島は私たちが実効的に支配しているしそのままで規定事実化するが、そうなれば国際法上でも私たちがとても有利になるが、なぜ私たちが騒いで紛争地区だと世界に認識させるのか'そういう話をしましたが、ノムヒョン政権のときもそうしたのです。それで今回もまたそうしています。ところでこう騒ぐことは結局、日本右翼に騒ぐ口実を与えるのです。ところで右翼が政治人に圧力もかけていて、日本国会議員で若い人は殆ど右翼です。とても右傾化しています。それで結局このようなことは口実を与えるわけだから、私は独島問題は静かにしかし実効的に支配しつつ、最も重要なことは独島問題に対する文献を最大限収集して歴史的な根拠においても私たちの地だということを疑いの余地なく説明し、日本語にして日本に話すべきです。今の日本の人の中には独島が韓国のだと話す人もいます。日本の人々が、学者たちが、繰り返しそういい、世界を説得すべきです。英語にしフランス語にして着実に基盤を作るべきです。そうしつつ韓日関係、全般的な関係については最善をつくすべきです。これも分離すべきです。韓日関係というのは、私たちがすぐ隣にいるではありませんか?これは誰かが一人で背負って去ることはできないのです。先祖もとても多く往来しました。また韓日関係が重要なのは、私たちの安保にも重要です。多くの人々が6.25のときに日本が私たちのおかげで金を儲けたといいますがそれも事実ですが、また一方では、日本というすぐ近くの基地があるためにアメリカがそこで飛行機も飛ばすし補給品も持ってきて人々も、軍人も連れてきたのです。釜山まで押されていた私たちに、大きな助けとなりました。日本も私たちがここで健在にいるほうが日本の国防にすごく助けとなります。ですからこのような点において、根本的には経済的に文化的に互いによく発展させ協力し、結局はそのような部分的な問題は静かに処理するのがいいのではと考えます。日本とは親善し協力すべきだと考えます。 司会:解放以降、私たちは激しい左右の理念的対立と葛藤をへて、結局戦争までしました。大統領が執権する頃、少しは抑えられたように思えた、いわゆる国内進歩と保守の極限対決が最近、再び極端的な様相を帯びていることが憂慮されます。このおゆな極端的な形の進歩と保守の葛藤を治癒できる方案はないでしょうか。 大中:ヴォルテルという人がいった言葉ですが'私は君の意見に反対するが君がその意見を主張する権利のために私は戦おう'という言葉があります。それです。民主党がハンナラ党の政策に反対しますが、しかしハンナラ党がその政策を主張する権利を尊重する、またハンナラ党は民主党に対してその権利を主張する、互いに相手が愛国者で、相手が民主主義信奉者だと考えるべきです。そこから解決すべきです。今日の民主党や、民主労働党やこのような党を'民主左派'で、ハンナラ党は'民主右派'だ、こう考えるべきです。先ほども話したとおりドイツでも連立をしています。世界で左派、右派が連立することは、ヨーロッパの殆どの国がそうです。そんな点においても私たちが根本的に敵に接するように闘争してはいけません。相手の言葉に耳を傾け問題は平和的な対話で解決すべきだと考えます。 司会:通常、新大統領が就任すれば何ヶ月かは人気がいいほうですが。珍しく今回のイミョンバク大統領の人気は20%以下に墜落しました。多くの人々が色んな問題を抱えていましたが、一番最初は人事に問題がありましたが、民心とかけ離れたいわゆる'高麗大、ソマン教会、江南の内閣'といった批判がありました。一国を率いる大統領として、人事政策からみて重要な原則といいますか。どんなものが必要ですか? 大中:それはもっとも適合な人を使うべきです。ところで現在、イミョンバク政府でロウソクデモが起き、色んな世論支持があまりよくない根本的な原因は、この政府の人々が'失われた10年'を話したことから生じています。確かに国民がみて、前の'国民の政府'と'参加政府'10年間に何かと成し遂げたことがあり、また見方によれば私たちの国がよくなったことも多いですが、それを全て無視して失ったといいますから、'今までの10年がダメならば、維新時代に戻るということか'ということから疑いを持っているのです。それで国民の中でかなりの人々が'第2の維新の前触れが起きているのでは'このような恐れを持っていることを、私が何回も話を聞きました。それで問題は、そこで警戒心を持ち批判が起き、いいことも色眼鏡をかけて見ることになるのです。私たちが再び昔に戻ってはいけないと考えたため、民主党が10年やったと考えられるではありませんか?世界は更に上で、民族国家、地域連合、そして世界的な協力体、このようなものが発展し進むそんな時代が来ているのです。それでそれに備えるためには互いに相手を認めて相手を愛国者だと思い、相手を民主主義者だと考えるべきです。'失われた10年'のような形でやって相手を完全に間違った存在にしてはいけません。相手を完全に排斥すれば相手も極端に向かいます。そうすれば政治の安定はなくなります。 司会:大統領、直接民主主義を仰ったことがありますが、最近、牛肉問題で触発されたロウソク集会は本当に前例のないことでしたが、どうしてこのようなことが起き、これを私たちは歴史的にどう評価し、そこでどんな教訓を得るべきでしょう? 大中:もはや一般大衆、しかも乳母車に乗った子供、老人からおばさんまでロウソクを持って出てきたではありませんか?これは私たち国民がもう直接民主主義的な参加をする用意ができており、そのような意欲があるということです。私たちの国民は教育水準が高いのです。新聞を読めない人がいないだけでなく、放送によって多くの知識を得ています。そんな国民がそう教育を受けて、その人々に武器が出来ました。インターネット、携帯メールのようなものを持ちました。これを通じて(考えを)互いにやり取りしています。その前までは一方通行していたのが全部双方通行をしています。ですから市民運動は、今回のロウソク運動をした人々は事務室もなく、組織もなく、幹部もなく、何の宣伝パンフレットもありません。それで数十万が集まりました。また終われば組織にせずにきれいに消えてしまいます。家に帰って出てきません。ですからいつまた出るかわかりません。そんな時代が来ましたから、それに対応する道は議会民主主義をする人々、市民運動をする人々が国民全般、凡国民ロウソク部隊の意思を受け入れ政治に反映させ、市民運動に反映させるべきです。そうすればその人々は家でじっとしているはずです。しかしそうせず、別の道へ進み、いけないと考えればいつまた出てくるかわからないのです。それで今回、市民運動について私たちがもっとも評価すべきことは'非暴力'を掲げたということです。一部の人のことは不可避はハプニングであって、市民運動全般のことではありません。ですから非暴力を貫いたこと、それが道徳的にとても高く評価すべきことではありませんか?ですから私は、今回のロウソク文化祭に参加した国民…市民だけではありません・・・そんな国民に対して注目すべきではないか。そう考えています。 つづき
by no_moyan
| 2008-09-19 05:04
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